地域にハートをつくる建築業を目指して

お客さまに支えられた90年

1930年(昭和5年)、大工の棟梁であった角屋一三が創業した弊社は、大工として手掛ける家づくりからはじめ、先代、角屋浩司が土木事業や一般建築を取り入れ、地域の建設会社として歩き出し、2020年には90年を迎えることができました。

長い歴史の中には苦しい時代もたくさんありました。そんな時、いつも支えてくださったのはお客さまであり、完成したお住まいや建物でした。振り返ると私達の可能性を広げてくださったのもまた、お客さまであり、ひとつひとつの「建設したモノたち」であったと感じています。

地道に一步ずつ、「感謝と恩返しの心」を大切に

現在、少子高齢化、異常気象、そしてコロナなど、さまざまな問題が起こる中、社会は大きく変わろうとしています。そのような中でも、変わってはいけないものがある、と私たちは考えています。それは、先代、先々代が大切にし、角屋工業に脈々と受け継がれている「感謝と恩返しの心」です。これからの時代、小手先だけの小細工などは通用しないと思います。私たちは、目先の流れや一時のブームに流されることなく、地道に一つ一つ、心をこめた丁寧な仕事をしていくことと、みなさまの声に耳を傾ける角屋工業らしさを大切にしていきたいと考えます。

新社屋KADOYAコミュニティに込める思い

そんな私たちの決意を再認識し、みなさまに「感謝と恩返し」の発信拠点として、2021年1月にKADOYAコミュニティが完成しました。住宅やリフォームをはじめとした、さまざまな暮らし相談や、事業の相談など、地域のみなさんと一緒に考える「相談ルーム」や、又、人や文化、心の交流を目指した「カフェスペース」や「多目的ホール」も配され、地域のコミュニティとして、みなさんで育てていただければと考えます。又、災害時には地域を守る場所として強固な構造や衛生に配慮してつくられています。

ハートをつくる建設業を目指して

建設というモノづくりの先に生まれる温かな触れ合いや、忘れられない思い出、人生を豊かにする経験、私たちは、地域のみなさまの中にたくさんのハートをつくる建設業でありたいと願っています。

ハートをつくる建設業へ。百年企業に向けて新たな一歩を踏み出した私達にもどうぞご期待ください。

角屋工業株式会社 代表取締役飯島 千明